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設計を決める(1回目の型取り)
まず簡単な型取りをして、「どんな入れ歯にするか」を決めます。どこに金具をかけて、どの部分を覆うかなどを詳しく検討します。
当院院長は大学院で入れ歯の専門分野を学び、大阪歯科大学で学生に教えながら難しい入れ歯治療をたくさん経験してきました。大学病院では「100点の治療」が求められるレベルで、その技術を現在の入れ歯治療に活かしています。
「しっかりした型取りが一番大事」と思われがちですが、実は型を取る前の前処置(準備)が入れ歯の出来を左右します。
この準備をしっかり行うことで、後々「痛い」「外れる」「噛めない」といったトラブルを大幅に減らすことができます。
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まず簡単な型取りをして、「どんな入れ歯にするか」を決めます。どこに金具をかけて、どの部分を覆うかなどを詳しく検討します。
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金具をかける歯を削ったり、歯茎の炎症を治したり、入れ歯を入れる準備をします。
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準備が整ったところで、技工士さんに送る精密な型取りを行います。
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上下の歯がどのように噛み合うかを正確に記録します。
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実際の入れ歯ができる前に、ワックスで作った状態で確認します。
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理想的には「何も調整しなくてもピッタリ入る」状態を目指しています。
年配の方の中には、遠慮して「痛くない」「ちゃんと噛める」とおっしゃることが多いので、当院では客観的な検査を行います。
グミのような食べ物を20秒間噛んでもらい、どれくらい細かくなったかを機械で測定します。これで本当の噛む力が数字で分かります。
装着直後 | 基本的なチェック |
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1週間後 | 痛みなどの調整 |
1ヶ月後 | 噛み合わせの細かい調整 |
3ヶ月後 | 長期的に安定しているかの確認 |
最初から、きつく作ると歯に負担がかかるので、わざと少し緩めに作って徐々に調整していきます。入れ歯の調子が悪いときは、作った私たちの責任だと考えて、快適に使えるまでしっかりサポートします。
当院では信頼できる「安くて、早い」技工所と連携していますが、前処置がしっかりできていれば高品質な入れ歯を作ることができます。大切なのは値段ではなく、正確な情報を伝えることと、適切な準備です。
入れ歯の専門医として培った技術で、「よく噛める」「痛くない」「外れにくい」入れ歯をお作りします。入れ歯でお困りの方は、お気軽にまえだ歯科クリニックまでご相談ください。